2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
・資本主義が成り立つためには、個人事業主間での「信頼」が必須だが、1991年ロシアのエリツィン大統領が資本主義への転換を狙った際には、ロシア国内に信頼はなかった。 -資本主義が成り立つためには、個人事業主間で「業務を発注し、それを商品を受け取り…
・マーケティング施策は「Preference(志向性)」 ー消費者はそれぞれの消費セグメント毎にバスケットを持っている。バスケットの中には、A(50%)、B(30%)、C(20%)と選択する可能性が存在している。マーケティングが行うべき最大の施策は、この「選ばれる…
・2009年ギリシャは粉飾決算によってGDPの13.6%の国債があることが判明し、ユーロ危機の引き金となった。(当初の報告では4%程度) ・ここまで負債が増えたのは「労働生産性と労働人口の低さ」と「脱税の横行」「公務員の過剰供給」による。 -カトリックで…
・サブプライムローンは「商品を複雑化し、リスクを見えにくくし、他人に押し付ける」という行為の繰り返しによって規模を拡大していった ー複雑化するための方法は(1)債権の証券化、(2)高額証券の小口化、(3)福袋化、(4)第三者機関への賄賂によ…
・労働集約型の仕事において、「成果」=時間×(成果/時間)であり、取れる選択肢は3つしかない。即ち(1)沢山働く、(2)他人の時間を借りる、(3)技術を獲得し生産性を上げる。 ・年を重ねるにつれて体力は落ち「沢山働くこと」は出来なくなってく…
・普通の従業員の「勤労意欲」が組織の力を決定づけることは歴史が証明している -第二次世界大戦後、東西に分割されたドイツは、資本主義を採択し「労働者の禁欲意欲が高い」西ドイツと、社会主義によって「働く意欲が低い」東ドイツの間で大きな差が出た。…
第二次世界大戦後、焼け野原だった日本が復興できたのは(1)産業、(2)金融政策、(3)報道と教育、(4)社会インフラの全てが偶然にも整われたから。 1、産業では、限られた資本を「交通インフラ/それの根底となる鉄鋼業への投資」に重点を置いたことに加え、「…
・採用活動にとって大事なのは「採ってはいけない人を採らないこと」 -組織は必ずしも全員が「自社を大きく成長させられる人」である必要はない。チームには必ず「サポート業務」や「定型業務」を安定的にこなすタイプが必要(Sタイプ) -だが一方で「過去…
人は大きなものを理解するためには、自分なりの「虫眼鏡」が必要。 ミクロなことは人は、「言葉」や「概念」を使わずに、直感的に理解できる。例えば、好きな人がいたとしよう。そこに理屈は要らない。生物として「好きだ」ということを直感的に理解できる。…
第二次世界大戦で負けた日本がインフレに苦しむ中、取った施策が「預金封鎖」と「新円切り替え」の2つ。 1946年頃、日本政府は国債を強制的に銀行に買わせ、戦争の賠償金・国家の再生にお金をつぎ込んでいた。一方で、日本国内は物資が不足していた為、超イ…