(社会)究極的にメディアは「壮大な暇つぶし」であり、人々が求める最強のコンテンツは「祭りと癒し」
・人は余暇の時間を殺す(killing time)ために、様々なツールやサービスを使う。すなわち、余暇の時間を作るためにツールやサービスを使うのではなく、その逆。
・このニーズに答えるのが、「コンテンツ」の役割であるが、人々が昔から求めて変わりのない最強のコンテンツは「祭りと癒し」。どんな時代でも祭りと癒しが存在する。
∟祭り:ワールドカップ、オリンピック、紅白、地元のお祭り、芸能人の不倫騒動による炎上、電通過労死問題 etc
∟癒し:温泉、動物、漫才、漫画、アニメ etc
・芸能人の不倫騒動や、企業の不祥事にせよ、深刻そうな顔を見せても人々にとってそれはただの「対岸の火」であり、祭りの中心で「はしゃぎ倒す人」とそれを観測する「群衆」、そして祭りを企画した「オーガナイザー」という構造は変わりがない。
・たが人はそれだけでは疲れてしまうので漫才や漫画、アニメも求める。彼らはそこに「つかの間の癒し」を求めている。