KENのけんけん

忘却と戦うためのブログ。若年性アルツハイマー気味の自分が、10年後の2026年に「国家戦略の本」を執筆する際の備忘録として

(経営)ヒューム「道徳のルールは理性による結論ではない」、ハイエク「不完全な知識にもとづいて生まれ、つねに進化を続ける秩序が、あらゆる合理的な計画をしのぐ」

・物事を判断するには「ルールに基づいて裁く」か「善悪に基づいて裁く」の2種類しかないが、ルールは憲法/法律によって判断される。だが、善悪は明文化することに実質的な意味はなく(=理性による結論ではなく)、「慣習」によってのみ判断される。

・全ての事象においてルールに基づいて裁くことは不可能であり、強い組織であるためには「善悪に基づいて裁く」ことがどうしても必要。全く何もない状態から組織を作るにはこの「何をもって善悪とするか」を明確に示すことが大事。

 ー鹿島アントラーズ:常勝軍団。組織が勝つためにすべきことが善・

 -シンガポール:リーククアンユーが町を綺麗にした。

 ー日本:信号で無視して進むものがいれば、それは悪。

 -リクルートやP&Gなど。

・そしてルールではなく、「善悪を持っている場所」に群衆は結局集まる。