KENのけんけん

忘却と戦うためのブログ。若年性アルツハイマー気味の自分が、10年後の2026年に「国家戦略の本」を執筆する際の備忘録として

(経済)サブプライムローンは、商品を複雑化し、他人にリスクを渡し、最も知識のない人間まで裾野を拡大していった。

サブプライムローンは「商品を複雑化し、リスクを見えにくくし、他人に押し付ける」という行為の繰り返しによって規模を拡大していった

 ー複雑化するための方法は(1)債権の証券化、(2)高額証券の小口化、(3)福袋化、(4)第三者機関への賄賂による、格付け獲得の4つ。

 ー低所得者層への高金利な住宅ローン(サブプライムローン)を売り、彼らへの債権を金融商品化し、投資銀行に販売した(1)。投資銀行は、高額証券を小口化し、多くの資産運用会社や投資家に売った(2)。小口の債権に国債などの他の金融商品を組み合わせ、福袋的に販売した(3)。格付け機関に手数料を払うことで、福袋的な金融商品の格付けを操作した。

・バブルの兆しが見えたら、リスクを見えにくくしたうえで、他人に押し付けていった。最終的には最も知識のない人まで裾野を広がった時が、バブル崩壊の兆候。

 

定食者