KENのけんけん

忘却と戦うためのブログ。若年性アルツハイマー気味の自分が、10年後の2026年に「国家戦略の本」を執筆する際の備忘録として

(経済)組織のパワーは「普通の社員」の勤労意欲で決定的な差がつくことは歴史が証明している

・普通の従業員の「勤労意欲」が組織の力を決定づけることは歴史が証明している

 -第二次世界大戦後、東西に分割されたドイツは、資本主義を採択し「労働者の禁欲意欲が高い」西ドイツと、社会主義によって「働く意欲が低い」東ドイツの間で大きな差が出た。西ドイツはBMWやベンツなどの高級自動車を生産できるまでに至ったが、東ドイツは「トラバント」という段ボールが社内に使うほどの技術力が低い自動車しか生産できなかった。1950年~1989年頃の40年で大きな差が生まれてしまった。

 -同様に朝鮮半島も、北側はロシアの社会主義による「北朝鮮」。南側はアメリカの資本主義に基づく「韓国」に分かれ、大きな国力の差が生まれた。

 -社会主義の世界では「どれだけ働いても給料は同じ」状況であり、個々人によるモラルハザードが強烈に発生し、労働生産性を著しく下げる傾向にある。

・元は同じ組織であっても「労働意欲」を掻き立てる制度があるか否かによって、組織全体の生産力は大きく異なる

・自由な教育や情報は、知的労働者の活躍を促進させ、「産業」「政治」「社会インフラ」の全てに影響を与える。また知的労働者階級の出現は「貧富の差」を逆転するためのライフラインを担保してくれる。