第二次世界大戦で負けた日本がインフレに苦しむ中、取った施策が「預金封鎖」と「新円切り替え」の2つ。
1946年頃、日本政府は国債を強制的に銀行に買わせ、戦争の賠償金・国家の再生にお金をつぎ込んでいた。一方で、日本国内は物資が不足していた為、超インフレ状態にあった。そこで日本政府が取った戦略が「預金封鎖」と「新円切り替え」。国民の全財産を銀行に預金させ、そのうえで、生活する上で必要な最低限のお金だけを毎月引き出せるようにした。ただ、「預金封鎖」だけでは人々は銀行にお金を預けず、タンス貯金しようとするので、新円切り替え、として旧紙幣を使えないようにした。
結果、インフレを抑制することに成功した。